『ハリー・ポッターと死の秘宝』で最後にハリーが生き返った理由

子供のころに原作を読んだのですあ地味に思い出せなかったのが、「ハリーが終盤に死の森でヴォルデモートにアバダケダブラを食らっても死ななかった(生き返った理由)?」ということ。めちゃくちゃ重要なことのはずなのに覚えていなかったという。

というわけで、今回は原作を振り返って、死の秘宝のクライマックスでハリーが死なずに生き返った理由を明確に理解できるようにしておきたいと思います。

死の秘宝のクライマックスでハリーが死なずに生き返った理由

結論から行くと、ハリーが生き返った、いや、”死ななかった”理由は、ヴォルデモートが復活する際にハリーの血=リリーの護りを体内に取り込んでしまったから

これについては原作に記述があるものの映画版『死の秘宝』では明らかに説明不足でした。映画版では特に最後のハリーが生き返るシーンに関しては説明不足…というかむしろ触れてすらいないんですよね。

「こんどは誰も僕のために死んでいないのなら―僕はどうして生きているのですか?」

「振り返って考えるのじゃ。ヴォルデモートが、無知の故に、欲望と残酷さの故に、何をしたかを思い出すのじゃ」

「あいつは、僕の血を入れた」

「まさにそうじゃ!」

『ハリー・ポッターと死の秘宝』下巻483頁

「生き残った男の子」の伝説が誕生したあの日、ハリーが生き残ったのは、リリーが命を捨ててハリーに愛の護りを授けたからでした。しかし今回のハリーは、自らヴォルデモートに殺されるために赴き、誰もハリーを守ることなく、ハリーは死の呪いを受けました。

ではなぜハリーは死ななかったのか?とハリーは問います。答えは、ヴォルデモートが第4作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で自らの肉体を復活させるために、ハリーの血を自らの肉体に加えたためでした。

「あの者はきみの血を採り、それで自分の生身の体を再生させた!あの者の血管に流れるきみの血が、ハリー、リリーの護りが、二人の中にあるのじゃ!あの者が生きているかぎり、あの者はきみの命をつなぎとめておる!」

『ハリー・ポッターと死の秘宝』下巻484頁

それがヴォルデモートの中に「リリーの護り」を取り入れる結果になり、ヴォルデモートが生きている=リリーの護りが存在する=ハリーが死なないという構図を作り上げてしまい、その結果ハリーは死の呪いを受けてもしなず、ヴォルデモートの分霊箱として体内に存在していたヴォルデモートの魂のみが破壊される結果となったのです。

なぜヴォルデモートのような大きな力を持つ魔法使いでさえこんなことになることを予想できなかったのかというと、この物語で一貫して語られているとおり、ヴォルデモートは自らが価値を認めないものに関して全く理解がなかったからです。

つまり、ヴォルデモートは自らを強化する目的のみを考えてハリーの血を取り込みましたが、それが愛の護りを自ら取り込む、または愛の護りがそれほどの強い力を持っているということを全く予想すらできなかったわけです。

そしてそれと同じように、ヴォルデモートが愛を全く理解できなかったがために、スネイプがリリーへの愛故に自らを裏切り、ダンブルドアの下で動いていたことに最後まで気づけなかったわけです。

ハリー・ポッターの映画も面白いのですが、テンポや尺のために原作で説明がある描写が大幅に省略されているので原作を読むほうが作品への理解は深まるかなと思います。

特に、第4作目以降はそれが顕著で、映画では2割〜3割程度しか物語が語られていないと感じます。まあ死の秘宝の半分以下のボリュームだった1作目の賢者の石ですらカットされているシーンがありますし、しょうがないといえばしょうがないですよね



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