【NBA】ケビンデュラントの「最も困難な道」を語る

NBA

 

今日はNBAの偉大な選手の一人であり、かつネタ度もレジェンド級のKDことケビンデュラントの最も困難な道について語りたいと思います。

 

「My next chapter…」と「最も困難な道」

 

 

KDはOKC時代はフランチャイズの生え抜きスターとして人気が高い選手でしたが、2016年にウォリアーズに移籍してから彼のキャリアのnext chapter…こと次章が始まります。

 

まずこの移籍ですが優勝争いをしているチームのエースがライバル球団に電撃移籍するというとんでもない移籍だったので、言うに及ばずファンの心証は最悪で大炎上しました。

 

そもそもオクラホマシティ・サンダーの前はシアトル・スーパーソニックスでした。KDはソニックスに入団しましたが買収され次の年に拠点も名前も変わりました。要するに楽天の一場のようなサンダー設立初年度の名誉エースがKDなんですよね。OKCファンからしたら、球団が来ること、そこに有望なスコアラーがいることに興奮したと思います。

 

実際、KDは得点王4回、シーズンMVPも獲得し、あのレブロンジェームズと比較されるくらいのリーグを代表する選手になりました。KDもオクラホマを愛し、献身的にチームに尽くしましたし、ボランティア活動も有名で相思相愛と見られていたわけです。球団も当時一番グレードの高い契約であるマックス契約を当然用意して出来る限りのことはしてます。そして再契約してくれるだろうと思ってるからトレードしませんでした

 

そしてPOでも強豪GSWを敗退寸前まで追い込み、OKCファンも「次こそは」という気持ちだったのに、その倒すべきライバルチームであるGSWに移籍した。しかも、何の置き土産もなく(シーズン中のトレードであればドラフト指名権や別のスター選手か何人かのロールプレイヤーなどアセットを獲得することができました)。

 

球団にもファンにも一番やって欲しくないことをKDはやったんです。もちろん、権利はありますし違法ではありませんが倫理的問題がありますよね。NBAではチームのスターが移籍するのはそこまで珍しいことではないのですが、移籍先が同リーグかつ昨年優勝を争ったライバルチームというとんでもない移籍でした。

 

でさらに炎上した原因はこの移籍についてKDはいくつかのメディアで理由の説明、ようは言い訳なのですがこれがあまりにもダサすぎたことです。ネットで有名な「My next chapter…」と「最も困難な道」はここから由来しています

 

My next chapter…

 

 

まずMy next chapter…、これは彼がGSWの移籍の際に投稿した記事のキャプチャ画像が元ネタです。で実際の記事が↓

 

この数週間は、私のプロとしての人生で最も困難な数週間でした。選手として、そして人間としての進化の岐路に直面していること、そしてそれには非常に難しい選択が伴うことを認知的に理解していました。しかし、私が本当に理解していなかったのは、この過程で私が感じる感情の範囲でした.

この決定を下す際に私が自分自身に与えた主な使命は、プレーヤーとしての成長の可能性に基づいて決定することでした。それは常に私を正しい方向に導いてきたからです. しかし、私は人生の中で、男性としての進化を促進する機会を見つけることも同様に重要な時期に来ています。つまり、自分の快適ゾーンから出て、私の貢献と個人に最大の可能性を提供する新しい都市やコミュニティに移動することです。成長。これを念頭に置いて、ゴールデンステイト ウォリアーズに参加することを決めました。

私はもともとワシントン DC の出身ですが、オクラホマ シティは本当に私を育ててくれました。家族について、そして男性であることの意味を教えてくれました。組織とコミュニティが私にとって何を意味するか、そしてそれらが私の人生と私の心の中で永遠に何を表すかを表現する言葉はありません. 思い出と友情は、ゲームをはるかに超えたものです。これらのかけがえのない関係が、この審議を非常に困難なものにしました。

この選択で多くの人を失望させることになると思うと本当に心が痛みますが、私の人生とプレーのキャリアのこの時点で、私は正しいことをしていると信じています。

オクラホマシティと、この素晴らしいチームを構築する上で私が担ってきた役割が恋しいです。私は組織内の関係を永遠に大切にします — コートで 9 年間一緒に戦ってきた友人やチームメイト、そしてすべてのファンとコミュニティの人々です。彼らはいつも無条件に私の背中を押してくれて、私の家族と私にとって彼らが意味してくれたものに感謝することはできません.

引用:https://www.theplayerstribune.com/articles/kevin-durant-nba-free-agency-announcement

 

自分でファンを裏切るような移籍を決断したにも関わらずその言い訳が、いやー悩みに悩んで移籍決めたけど移籍するのマジつれーわ…みたいな内容がネタにされこの記事のキャプチャ画像のKDとMy next chapterが味わい深かったことからレブロンのThe Dicisionのようにミームとしてネタにされます。

 

最も困難な道

 

また別媒体でGSWへの移籍に対してのインタビューで以下のようにKDは回答しており、この中の「これは最も困難な道でした(This is the hardest road)」というワードが意味不明過ぎてネタになります。全文は↓

 

 

「広く支持される決断ではないが、自分はそれとともに生きていく。このリーグで簡単なことなど何もない。近道などない。これが最も困難な道だ。このコミュニティーで暮らしたことがないし、誰も知り合いがいないんだから」

 

優勝リングが欲しくてリーグオールスター選手が5人中3人いるチームに移籍して何が「最も困難な道」なんだということでネタに拍車が掛かります。

 

 

これによりNBAに限らずほかのメジャースポーツでもスター選手がチームを捨てて強豪チームに移籍するなど似たようなシュチュエーションが起きた際には「My next chapter…」と「最も困難な道」とネタにされるようになります

 

SNSが小物過ぎる

 

上記の記事を見てもわかるようにインタビューなどでの発言がダサい選手でネタにされるのですが、それに加えて何十億円も貰っている世界トップレベルのスター選手にあるまじきSNS上でのダサさもネタにされる一因になっています。日本人でいうところダルビッシュみたいな感じです

 

一般人とレスバ

 

 

とある一般人のツイート。

 

今朝、車は動かず、仕事に遅れ、インターネットはダウン(笑)。これが大好きさ。KDとは違って困難な道を楽しんでいるんだ。問題解決の練習だよ。

 

それに対してKDが反応。

 

クソみたいな車に乗って仕事に行ってインターネットに接続できないのを楽しんでるの?

 

こういう感じで「困難な道」はネタにされ続け、本人もヒットマークを出してしまっているのがネタになります

 

裏垢バレ

 

そして2017年にはアカウントを切り替え忘れ、裏垢で自分の悪口をいう一般人を攻撃していたことが発覚します

 

なおこの発掘された裏垢で、OKC時代のチームメイトのラス(西ブル)のことを悪く言わなかったという点で、あくまでリーダーとしてチームを引っ張らないだけで根が性悪ではないということでネットでの評価は少し見直されました

 

マザコン属性持ち

 

KDは母子家庭で育ち母親と二人三脚で人生を歩んでいます。これに彼の口からは節々から母親に言及があるのですが、この母親は頻繁にKDの試合を観戦していてファンからはママデュラントとして認識されており、KDもこの母親とハグしてイチャイチャしたり一緒に帰っていることからマザコンだとネタにされています。

 

 

 

NBAでは大体スター選手がMVPを受賞したり記録達成などをすると嫁と子供が出てきて一緒に写真を撮り、両親・嫁子供や友人・関係者に感謝を言葉を送るみたいなことがあるのですがKDの場合は30歳を過ぎても独身で彼女がいないのでこういった場で出てくるのがお母さんだけで感謝の言葉もほとんどが母親向けということでマザコン感がすごいです。

 

まとめ

 

選手としてのはGOATと呼ばれるレブロンジェームズに匹敵する圧倒的なパフォーマンスとは裏腹にあまりにも小心者過ぎる立ち回りや言動のギャップ、そして30歳を過ぎてもマザコン、これがKDの魅力というかNBAファンからネタにされ続ける理由ですね

 

関連記事:マイケルジョーダンとレブロンジェームズはどちらがGOATなのか

 

 

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