【スマホ】後悔しない格安SIM(MVNO)のちゃんとした選び方

 

 

これまで携帯電話業界はドコモ・ソフトバンク・AUなどの俗に言われるキャリアによる寡占が行われてきました。

 

 

しかし近年、キャリアの回線を使用することで、独自のSIMサービスを展開する回線業者(MVNO)の新規参入が進み、SIMロック解除の義務化などの規制緩和で競争が激化したことにより、これまでではありえなかった価格でスマホを持つことが可能となりました。

 

 

 そしてMVNOは、2016年3月には新規契約数がキャリアを上回り現在も右肩上がりで契約数は増え続けており、契約価格もSIM最安のFREETELでは1199円/月という従来では、考えられなかった安さになっています。

 

 

しかし、安いものには裏があるといったわけではないのですが、安さには何かしらの理由があり、単に安けりゃいいって訳でもありません。

 

 

今回はMVNOの安さの理由を説明すると共に、後悔しない格安スマホの選び方を紹介していきたいと思います。

 

 

 

・格安SIMの基本知識

 

まず格安SIMでは、回線と端末が同じでなければなりません。回線にはAu・ドコモ・ソフトバンクの3種類があり、

 

 

MVNOの業者と契約する場合は、そこがどの回線を使っているかをまず確認しなければなりません。

 

 

そして、基本的にSIMフリーの端末でない限り、回線と端末は同じでなければなりません。もし、auで購入したスマホで、格安SIMに変えたい場合はauの回線を使っているMVNO(UQ mobile)と契約した方が色々とスムーズです。

 

 

正確にいうと、特定の手続きを踏めばAuのスマホからソフトバンクの回線を使うといった他社の回線を使うこともできますが、

 

 

結構面倒なのでやむを得ない理由がある限り、SIMフリーのスマホを購入するか同じ回線を使っているMVNOと契約するというのが無難です。

 

 

また、MVNOの回線は基本的にキャリアの端末よりも通信速度が遅いです。具体的にはお昼休みなどアクセスが集中する時間帯は回線が重くなったりします。

 

 

なので、上でも述べたように単純に料金だけではなく、1日を通して快適に通信できるかなども事前にチェックしておかなければなりません。

 

まとめると、格安SIMを見るうえでは、「回線」と「端末」と「通信速度」の3つが重要となってきます。

 

・格安SIMの選ぶ上見るポイント

 

まず「通信速度」ですが、通信速度は測定するアプリや端末設定で簡単に見ることができます。そして重要なのは最高速度よりも最低速度です。

 

 

巷でよく言われているのは、youtubeのHD動画を快適に見ることができる速度が4Mbpsと言われているので

 

 

昼休みなどの混雑する時間帯に4Mbpsあれば、まず問題ないと言えます。ちなみに200kb㎰(0.2Mbps)以下だとグーグル検索に約10秒近くかかる計算になり、通信がかなり重いと感じると思います。

 

 

もし4Mb㎰以下でも、バースト転送という機能があればツイッターや2chなどの軽いサイトであれば、高速通信時と変わらない速度でサイトを観覧することができます。

 

 

次に大切なのは「通話料金」です。格安SIMはデータ通信料自体は名前の通り格安ですが、欠点として通話料金がかなり高いです。

 

 

なので、知らずに普通に電話してしまうと、キャリアの料金より高くなてしまう可能性もあります。若い人は皆LINEなどの無料通話アプリを使っているので問題ないかもしれませんが、中高年やお年寄りの方だと使っていない人も多かったりします。

 

 

なので、かけ放題のオプションやプラン、そのMVNO専用の通話アプリがあるかどうかもチェックしないといけません。

 

 

最後はデータ使用料です。通話は大抵無料アプリで済みますし、ここが格安SIMにおける料金比較の本命の要素ですよね。

 

 

ニコニコやYoutubeなどで動画とかを見たり毎月何GBも使う人は、データ使用料はまず使わなかった分を翌月に繰り越せるかを見ておく必要があります。繰り越せなかったら損ですからね。

 

 

そしてさらに大事なのが、期間内に契約したデータ使用料を超えてしまった場合の追加料金です。チャージ料というやつです。

 

 

会社によってはこのチャージ料がとんでもない額だったりで、迂闊にスマホを使いすぎると、実際に払う契約代金はキャリアの使用料と大して変わらないということも起きていしまうので、契約時のデータ使用量にも注意しておきましょう。

 

 

 

・解約時の規約を確認 

 

快適に通信できるかと、その月々の料金を確認する上では今までのポイントだけで十分ですが、もし他のSIMに乗り換えたいとかキャリアに戻りたいと思う事もありません。

 

 

そういう場合は、契約したMVNOを解約して新しく他のスマホ会社と契約するわけですが、会社によっては解約のやり方がめんどくさかったり、契約期間途中の解約だと思わぬペナルティがあったりするので、その辺りも確認しておく必要もあります。

 

 

手続きの煩雑でないかも確認する必要があります。会員IDの他に認証IDがあると解約時にパスワードを忘れてしまうと手続きにかなり時間がかかってしまいます。(まあ、ちゃんとパスワードとかが管理できていれば問題ないので自信がある方は気にしないでもいいと思います。)

 

 

そして、次にチェックすべきなのが、MNP転出料というやつです。最近の格安SIMは契約期間の縛りなしや違約金なしを唄って宣伝をしているところがありますが、

 

 

そういうところは大抵、MNP転出料があります。このMNP手数料は実質の解約金みたいなもので、しっかり確認しておきましょう。

 

 

とりあえず、これらの点がマイネオLINEモバイルなどのMVNOと回線契約する際に注意しなければならなければいけないことです。MVNOのサポートや中古スマホについてはまた書いていきます。

 

 

格安SIMについては、こちらの本が個人的にとても分かりやすかったので、「格安SIMに乗り換えを検討しているけれど、何を見て選べばいいかわからない」という方は是非どうぞ。

 

 

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