41話「光と闇」あらすじ
美杉家へ戻ってきた翔一は真魚に、北條が奇妙な手紙のことで訪問したことを伝える。だが、「雪菜」という名前を聞いてもピンとこない上に文面が謎の文字だらけだったと聞いた翔一は、そのことを特に意識することはなかった。
そして、翔一は誠と会い、話をしているうちにもう一人の「アギト」、木野薫に興味を持ち、会いたいと言い始める。木野の所在を聞く為に涼の元を訪れる翔一と誠。涼は真島のいる部屋へ二人を案内するが、木野は手術依頼を受けて留守だった。だがそこで三人は、木野の過去を、弟を失ったことを知る。
病院にまでやってきた三人だが、手術を終えた木野は険しい表情で「話す事は何も無い」と立ち去る。翔一はそれを追い、誠と涼は木野を翔一に託す。
どうにかして木野を知りたい翔一は様々なアプローチを行うが、木野は全く態度を変えようとしない。ただ、翔一の過去を知っているようなことを口走り、却って翔一の関心を集めてしまう。
同じ頃、誠に「どうやって変身する力を得たのか」をしつこく聞かれていた涼は、あまりのしつこさに誠を殴り倒してしまう。並走する木野と翔一。その背後から謎の球体が襲いかかる。二人の目の前に姿を現したそれは、水のエルであった。その気配を察知して急行した涼、通報を受けた誠が合流する。
水のエルはしかし、彼等の攻撃をものともせずにいた。ギルス・涼が、アギト・翔一が傷つき倒れ、翔一は変身まで解けてしまう。気を失いつつある中、翔一はある過去の記憶を紡ぎ出そうとしていた。それは、あかつき号のこと・・・。
木野さんの謎とアギトの会
オペに出かけた木野さんを訪ねアギトの会を作ろうという翔一、そして氷川さんもG3-Xとして活躍してるから入れてあげると提案しますが、最後に「補欠ですけど」とほがらかな笑顔。ここでちょっとショックを受ける氷川さんがかわいい(笑)
芦原さんのことを知りたい氷川さんと、木野さんのことを知りたい翔一で4人は二手に分かれます。初登場時から翔一を知っていることをうかがわせるセリフを発していた木野さんですが、今回も翔一の過去についてもある程度知っているようなことを匂わせ、ますます謎が深まります。
水のエルがパワーアップして復活
35話でバーニングフォームのワンパンを受けてテオスの元で眠りについていた水のエルがですが、パッと見同じ外見に見えますが、よくよく見ると肩の部分に衣がついていたり武器の形状が若干変わって鋭利になっていたりと前作クウガのゴ集団3強のようなよくよく見るとちょっと違う絶妙なフォームチェンジをしています。
最近は派手にチェンジが多いですが、昔のライダーはこういう細かい差異なのも造形の細かさが感じられてよきです。
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アギトとアナザーアギトの共闘
直前までごちゃごちゃしていた2人もさすがに共闘、ここはちょっと熱い展開でしたね。今でこそサブライダーがいてケンカしたり紆余曲折を経て共闘したりする展開ってもはや仮面ライダー作品の代名詞みたいなもんですが、前作のクウガはクウガ一人で戦っていましたし、昭和ライダーもタックルやライダーマンはいましたが、まともに戦うサブライダーはいませんでした。
そう考えるとアギトってネタ要素があんまりないので、ライダーファンの間では影が薄いですが、今でこそお約束の展開はアギトから始まっているものが多く、やっぱりアギトは平成ライダーの根幹にある作品だなとしみじみと感じます。
ここに後からギルスとG3-Xが加勢し4VS1となりますが、水のエルはテオスに似た力を使い4人を圧倒します。紋章アタック強すぎ問題。
翔一が遂に記憶を取り戻す
そして戦闘のさなか、アナザーアギトのライダーキックを食らってしまい倒れてしまった翔一。だがそのショックで失われた記憶を取り戻して次回に続く。。。といった感じです。前みたいなあかつき号を彷彿とさせる水ポチャでもなく単純にライダーキックを食らって記憶を取り戻すシステムがよく分かりませんがまあいいでしょう笑
終わり
最後のセリフから翔一も実はあかつき号に乗っていたという驚愕の事実が明らかになります。そして次回はいよいよ物語の核心であるあかつき号事件の真相が42話で明らかになります!
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