この記事では葬送のフリーレン作中に登場する「クヴァール」について紹介します。「クヴァール」は、かつて魔王軍の指揮を務めていた魔法使いです。
この記事を読んでわかること
- クヴァールのプロフィール(外見・性格など)
- クヴァールの能力・強さは?
- クヴァールの過去は?
葬送のフリーレン「クヴァール」の気になるプロフィールについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
【葬送のフリーレン】クヴァールのプロフは?
葬送のフリーレン 1巻(山田鐘人・アベツカサ)/
小学館
名前 | 腐敗の賢老クヴァール |
生年月日 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
種族 | 魔族 |
所属 | 魔王軍 |
クヴァールこと「腐敗の賢老クヴァール」は、魔王軍に所属していた魔法使いの1人です。軍では魔物や魔族を統括するなど高い地位に就いており、七崩賢の1人「黄金郷のマハト」と友人関係でもありました。
クヴァールはこれまで数多くの魔法使い・冒険者を葬った人物とされており、その功績は現在に至るまで魔族の間で称えられています。ちなみにフリーレン読者からの間でもその功績などから「クヴァ―ルさん」と親しまれているキャラクターである。
作中では本編の約80年前に表舞台に現れ、中央諸国を侵略しその際には『人を殺す魔法ゾルトラーク』によって中央諸国の冒険者の四割、魔法使いに至っては七割を殺すというとんでもない被害を与え、勇者ヒンメル一行と交戦するも彼らも倒しきれず封印するしかありませんでした。
ちなみにヒンメルは魔王討伐後も50年間に渡ってクヴァールの封印の状況を確認し続けていた。このことからクヴァールのヤバさがわかるエピソードである。そして80年後、封印が限界に達しつつあったことからフリーレンによってあえて封印が解かれます。
封印が解かれると早速フリーレンとフェルンと交戦するも、彼が封印されていた80年の間で、『人を殺す魔法ゾルトラーク』は徹底的な研究がなされ、これを防ぐ仕組みが盛り込まれた新しい防御術式が開発されたのである。
結果、かつての凶悪な殺戮魔法は防御魔法を張ってさえいれば防げる一般攻撃魔法に成り下がった。合わせて各種装備の耐性自体も向上しており、人を殺す魔法はすでに人を殺す魔法ではなくなっていたのだった。
時代の移り変わりによる技術の陳腐化を象徴するかのような展開となったが、そこは腐っても『腐敗の賢老』。初めて見たはずの防御魔法をその場で分析し、「燃費の悪さ」という弱点を早々に看破。『人を殺す魔法ゾルトラーク』の乱れ撃ちによって魔力を枯渇させる戦法を取る。
自らの切り札を破られても冷静さを失わず、即座に対策を取ってくる老獪さは他の魔族には見られないものであり、メンタルの強さも抜きんでていることがうかがえる。
またアニメではフリーレンが80年前まで魔族の専売特許だった飛行魔法を使っても、「飛べるのか……!」と驚愕とも歓喜とも取れる言葉を発している。相手が強者であれば心を震わせる辺り、やはり魔族としては異質であり厄介な相手と言えるだろう。
最後はフェルンに自身の『人を殺す魔法ゾルトラーク』を捌き切られ、その際に生まれた一瞬の隙を突いたフリーレンの放った大出力の『魔族を殺す魔法ゾルトラーク』によって、
肉体の殆どを消し飛ばされ絶命した。
来歴
【クヴァールの来歴】
- 魔王軍の魔法使いとして仕える
- 魔族や魔物を統括
- 中央諸国にて数々の人間と交戦し葬る
- 80年前
勇者一行と交戦し封印される - フリーレン一行と交戦し死亡
外見
- 鬼のような形相
- 長い白髭
- 2本の角
鬼のような形相と長い白髭が特徴的で、魔族の証である2本の角がついています。魔族の中ではかなり巨体な方で、目の前にいるだけで圧迫感を感じさせます。
性格
- 人間臭い
- 忠誠心が強い
封印を解いたフリーレンに対して「久しい」と述べるなど、魔族の中では珍しく人間らしい一面があります。また、封印が解けてすぐに自身が仕えていた魔王の安否を確認していたことから、厚い忠誠心の持ち主であることも伺えます。
対人関係
【葬送のフリーレン】クヴァールの能力・強さは?
クヴァールのもつ能力・強さについて、詳しくみていきましょう。
能力
葬送のフリーレン 1巻(山田鐘人・アベツカサ)/
小学館
クヴァールといえば、「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」が代名詞でしょう。「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」は威力や魔法耐性の無効化、そして速度に優れた貫通魔法であり、クヴァールがこれまで数多くの人間を葬ってきたとされる理由でもあります。
ゾルトラークの進化
クヴァールが編み出した「ゾルトラーク」は、自身が封印されていた80年の間に研究が進み、人間が使う一般攻撃魔法へと進化します。また、それに対する防御魔法も生み出されるなど人類全体の魔法体系の基盤となりました。
クヴァールの能力における評価
クヴァールが生み出した超強力攻撃魔法は、現在の魔法体系の根底における不可欠な要素となっています。作中では序盤であっさり倒されてしまいましたが、彼の存在がなければ、人類は今でも魔族との交戦に苦しんでいたかもしれません。
強さ
葬送のフリーレン 1巻(山田鐘人・アベツカサ)/
小学館
クヴァールは、自身が編み出した魔法で当時の冒険者の4割、魔法使いを7割も葬り去る実力をもっていました。その強さに勇者一行も歯が立たず、最終的にはクヴァールを封印することを選択します。
しかしそれは80年前の話であり、最終的にはあっさり倒されたことから現在の評価軸では下位レベルの強さと言えるでしょう。しかし倒されたのは封印が解けたばかりで勘が鈍っていた可能性も考えられるのであそこで態勢を立て直し現代の魔法体系について分析を進めていればまた人類の脅威になる魔法を生み出していた可能性もあります。
【葬送のフリーレン】クヴァールの能力・強さまとめ!
今回は、葬送のフリーレンに登場するクヴァールの能力・強さは?気になるプロフィールについて徹底紹介しました。
以下、葬送のフリーレンのクヴァールに関するまとめです。
- クヴァールは魔王軍に所属する魔法使いの1人
- かつて勇者一行と交戦し80年もの間封印される
- 鬼のような形相と巨体が特徴
- 人間臭く忠誠心の高い性格
- 人を殺す魔法(ゾルトラーク)を編み出した張本人
- 最期はフリーレン・フェルンとの交戦で死亡
最後まで読んで頂きありがとうございました。
【葬送のフリーレン】登場キャラクター一覧
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