作中に登場する「全知のシュラハト」は、1000年以上前から存在していた魔王の腹心です。
- 全知のシュラハトのプロフィール(外見・性格など)
- 全知のシュラハトの能力・強さは?
- 全知のシュラハトの過去は?
本記事は重大なネタバレを含んでいます。苦手な方はブラウザバックされることを推奨します
【葬送のフリーレン】全知のシュラハトのプロフは?
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
名前 | 全知のシュラハト(ぜんちのしゅらはと) |
生年月日 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
種族 | 魔族 |
所属 | 魔王配下 |
「全知のシュラハト」は、1000年以上前から存在していたとされる魔王の腹心です。作中で「人間が持つ“悪意”や“罪悪感”という感情を知りたい、そうすれば共存できる可能性もある」との想いでマハトが街1つを滅ぼした際に彼に対してソリテールが「魔王様も君と同じ考えだった」と語るシーンが存在するため、魔王が延々と繰り返した人類との戦いも「人間のことを知る」ことが目的だったと思われる。
この実力主義の魔族たちは、自分たちより遥かに強い魔王に唯々諾々と従うも、「人間と全面戦争なんてやっても不毛だ、下手をすると魔族は滅びてしまう」と考える者は少なくなかった。未来を予知する魔法を得意とするシュラハトにとって、「人類との戦いによる魔族の絶滅」はより現実的な危機であり、魔王の腹心となって力を尽くしたのもこの未来を避けたいという想いが彼に忠実だった理由とされている。
そして魔族の未来のためにシュラハトは七崩賢と共に南の勇者の討伐へ向かいますが、七崩賢の3人を犠牲にし、最期は南の勇者との相討ちになりました。南の勇者は勇者一行の冒険が始まる前に存在した人物で、連載開始時点では既に倒されていた魔族となっています。
未来視の能力を持ち、何万何億回と未来を見たが故に精神が他の魔族よりも老成しており、黄金郷のマハトを手玉に取る老獪さを見せ、マハトからは「いつもお前の手のひらの上だ」と疎ましがられていた。
一方で、そんなマハトに相討ち覚悟の戦いに赴く際に彼から最初で最後の気遣いをかけられ、また「無名の大魔族」であるソリテールからも死後に友達と称されるなど、魔族の間では広く慕われた存在であった様に思われる。
死地に赴く覚悟をマハトに指摘された際は、「そんなこと(=死ぬかどうか)はやってみないとわからない」と返している。またこの戦いは魔族の未来が関わっている敗戦処理だったとの事で今後も本編につながる可能性が高い。
来歴
【全知のシュラハトの来歴】
- 魔王の腹心として活躍
- 南の勇者討伐に向け、七崩賢を集める
- 南の勇者と交戦し相討ちで死亡
性格
- クール
- 忠誠心が高い
見た目からも想像できるようにクールな性格で、感情をあまり表に出すことはありません。また魔王に対する忠誠心が高く命令に背くことはありませんでした。
対人関係
キャラ | 関係性 |
---|---|
南の勇者 |
かつて人類最強といわれた勇者 激しい交戦の末相討ちとなる |
黄金郷のマハト |
七崩賢の1人 全てを黄金に変える能力をもつ シュラハトと共に南の勇者を討つ |
奇跡のグラオザーム |
七崩賢の1人 記憶を消す魔法を使う シュラハトと共に南の勇者を討つ |
【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力・強さは?
全知のシュラハトのもつ能力・強さについて、詳しくみていきましょう。
能力
葬送のフリーレン 7巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
全知のシュラハトの能力は「千年後の未来まで見通す魔法を操る能力」です。いわゆる未来視能力と呼ばれるものですが、作中では能力の詳細が明かされていません。
特徴
- 何度も未来を予知できる
- 予知した未来に対し、事前に対応手段を見立てることが可能
弱点
- 不明
南の勇者との戦いの前、シュラハトは数え切れないほどの未来を予知し最善策を見出した結論が「相討ち」であったことから、恐らく1つの事象に対し複数個の決まった未来を予知するシュミレーション方式のようなものかと思われます。そのため、予知していた未来の事象に不測の変化が起こっても、シュラハトにとってはそれすら既に予測されていたものとなります。
また彼の死後に黄金郷のマハトの記憶から、自身の死後の更に80年以上後の未来でマハトが「フリーレンと戦い、彼女に過去の記憶を覗かれる」ことも予知しており、マハトの記憶からフリーレンに話しかけるという底知れなさを見せています。
悪いなフリーレン。
お前に南の勇者との戦いを
見せる訳にはいかん。
これは魔族の存亡を懸けた戦いであり
敗戦処理であり
千年後の魔族のための戦いだ。
シュラハトと相打ちの形で倒れた南の勇者もまた予知能力の持ち主で、互いに「いかにして相手を倒すか」、「どう戦っても双方が無事ではすまないなら、せめて少しでも自分の属す勢力が優位になるにはどう立ち回るべきか」を予知した末に戦っており、最後に立ち会う以前からよく知る間柄となっていた。
シュラハトは「1000年先の魔族のために必要なこと」まで考慮して南の勇者との戦いに臨んでおり、南の勇者もまた1000年ほどまで先の未来を見た上で「この形で自分とシュラハトが相打ちになるのが人間にとってもっともベター」と判断していたものと思われる。このシュラハトと南の勇者の戦いの記憶は参加したマハトの記憶からも奇跡のグラオザームによって消去されており、この戦いで何が起こったのかは現状物語の大きな謎となっている
強さ
葬送のフリーレン 7巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
全知のシュラハトは魔王の腹心を務めており、七崩賢より上の立場であったことから相当な実力者と思われます。
加えて千年後の未来を見通す未来視能力や、人類最強の勇者「南の勇者」と相討ちになったことからも実力の高さが伺えます。
89話では、南の勇者討伐へ同行を拒否した七崩賢最強の魔族「黄金郷のマハト」を見せしめに殺すことも匂わせていました。
シュラハト
「魔王様からの勅命だ」
「逆らうならば殺さねばならん」
マハト
「出来ると思っているのか?」
シュラハト
「出来ないと思うか?」
「だがやりたくはない」
この場にはマハトと相性の悪い「奇跡のグオムザーム」が同伴していたとはいえ、このことからシュラハトはマハトと同格の強さを持っているとも言えるでしょう。
【葬送のフリーレン】全知のシュラハトの能力・強さまとめ!
以下、葬送のフリーレンの全知のシュラハトに関するまとめです。
- 全知のシュラハトは魔王の腹心
- 南の勇者と交戦し相討ちとなる
- 千年後の未来まで見通す魔法を操る能力をもつ
- 魔族の中で上位の強さ(マハトと同格?)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
【葬送のフリーレン】登場キャラクター一覧
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