この記事では葬送のフリーレン作中に登場する「ソリテール」について解説しています。(ネタバレあり)
この記事を読んでわかること
- ソリテールのプロフィール(外見・性格など)
- ソリテールとマハトの関係は?
- ソリテールの能力・強さは?
- ソリテールの過去は?
【葬送のフリーレン】ソリテールのプロフィール
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
名前 | ソリテール |
生年月日 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
種族 | 魔族 |
所属 | なし |
「ソリテール」は、人間に強い好奇心を抱く魔族の1人です。『対話』を通して人間を知るという手段を取っていましたが、最終的には人間を殺し、時に実験と称して残虐行為を繰り返していました。ソリテールと遭遇した人間は全員殺害されており、ゆえに「無名の大魔族」として危険視されています。
本編では黄金郷編にてマハトが閉じ込められていたヴァイゼの結界を破壊し、フリーレンたちを窮地に陥れますが、最終的にはフリーレンと戦闘中に魔力探知外からのフェルンの超遠距離ゾルトラークを喰らい死亡します。
葬送のフリーレン 8巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
しかしその後フリーレンが過去にタイムスリップする女神の石碑編にて再登場。その際未来からやってきたフリーレンを特定し奇跡のグラオザーム・血塗られし軍神リヴァーレとともにヒンメル一行を襲撃しますが撃退されています。(トートは招集されるも襲撃には不参加)
葬送のフリーレン 12巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
来歴
【ソリテールの来歴】
- 人類について研究を行う
- 数々の人間と出会い葬る
- 黄金郷のマハトと出会う
- 勇者ヒンメル一行をグラオザームとともに襲撃するも撃退される
- 【本編】
城塞都市ヴァイゼにかけられた結界の解析を行う- マハトの望む「人類との共存」を見るため加勢
- フェルン・シュタルクと交戦し致命傷まで追い込む
- デンケンを仕留めようとするも失敗
- マハトの呪いを解除したフリーレンと交戦
- フェルンの超長距離射撃を受け死亡
性格
- 好奇心旺盛
- 残虐性
人間に対する好奇心は旺盛で、これまで会った人間とは必ず「対話」することを心がけています。誰に対しても社交的ですが、それと同時に魔族らしい狡猾さを持ち合わせており、まるで人間の心を弄ぶかのような残虐性があります。
対人関係
【葬送のフリーレン】ソリテールとマハトの関係は?
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ソリテールと黄金郷のマハトは旧知の仲です。人間について知りたがるマハトに対し、ソリテールは人間の感情や文化・習慣といったものを教えていました。マハトは人間との共存を夢見ており、人間の感情を知る方法として多くの人間を殺害することでその感情を知ろうとします。
ソリテールには「人間と魔族の共存は不可能」という考えておりマハトの行動はかつての魔王のように失敗に終わることを危惧しマハトを排除しようとしましたが、マハトが自分と同等な実力を持ち確実に倒せる保証がなく、結局自分の探求心から共存を願うマハトに興味を抱き、行く末を見守っていました。しかし、人間を知りたいと願う2人の行きつく先は、いずれも人類の殺害へと繋がっていきます。
【葬送のフリーレン】ソリテールの能力・強さは?
能力
人間に対する豊富な知識
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ソリテールは人間に大きな好奇心を示しており、これまで長くにわたって人類と魔族の違いを研究してきました。その中には人間の文化や習慣、さらに人間が使用する魔法なども含まれ、ヴァイゼに張られた結界を高く評価するといった姿も見られます。
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/
小学館
その中でソリテールは魔法を解析する能力をもっています。作中では1級魔法使いが複数人でくみ上げたマハトを閉じ込める結界を一瞬触れただけで使われている魔法を認識し、「叡智の結晶」と称した強固な結界をたった2ヶ月で解析しました。
強さ
葬送のフリーレン 11巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ソリテールの強さは七崩賢の1人「黄金郷のマハト」とほぼ同格で、フリーレンとも拮抗するほどの実力をもちます。加えて、フリーレン以上の精密な魔力の操作能力を持ちフリーレンの攻撃でねじ伏せてしまうほどの魔力量があり、その魔力はレルネンと同様にフリーレンの防御魔法を突破するほどの攻撃にもなります。
結果としてはフリーレンがソリテールとの戦闘の間にマハトの黄金化の魔法を解析し解除したことで、動けるようになったフェルンとシュタルクによる魔力探知外からの超長距離&超高速射撃により死亡しましたが、作中上位のフリーレンを上回る技量を持ち、フリーレンが単独の撃破を諦め、フェルンの不意打ちに掛けるしかなかったという意味ではマハトと同格の七崩賢上位の実力を持っていることに疑いはないでしょう。
またソリテールは油断が多い魔族の中では珍しく非常に用心深い性格をしており、80年前にフリーレンの未来の記憶を見た可能性が高い、グラオザームと接触していることから今回の未来を知っていた可能性があり本当に倒せたのか疑問が残ります
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
使用技
無数の剣を放つ攻撃
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ソリテールは、無数の剣を生み出して放つことで相手に攻撃します。その攻撃速度はフェルンの魔法やシュタルクの反応速度をも上回るほどで、交戦したフェルンとシュタルクを一瞬で無力状態にしました。
防御魔法
葬送のフリーレン 10巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
防御魔法は、その名の通り人間の魔法使いが使用する攻撃を防ぐ魔法(一般防御魔法)です。六角形の壁を作って展開することにより、ほとんどの魔法攻撃を防ぐことが可能となります。元々魔族が使うことはありませんが、人間の魔法を研究するソリテールは使用できるようです。
魔力をぶつけるだけの魔法
葬送のフリーレン 11巻(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
魔力をぶつけるだけの魔法は、長年魔法を研究したソリテールが辿り着いた最強の魔法です。さんざん魔法を研究した結果、捻りなく純粋に魔力の塊をぶつけるだけの魔法に行き着いたことを本人は皮肉な結果としていますが、その威力は相手を遥か遠くまで吹き飛ばすほどです。
ソリテール曰く「1番簡単に人間を始末することができる魔法」で、実際に攻撃を食らったフリーレンも大ダメージを受けてしまいました。
【葬送のフリーレン】ソリテールの能力・強さのまとめ!
今回は、葬送のフリーレンに登場するのソリテールの能力・強さは?かわいい?気になるプロフィールについてご紹介しました。
以下、葬送のフリーレンのソリテールに関するまとめです。
- ソリテールは人間に強い好奇心を抱く魔族
- ロングヘアと小柄で可愛い見た目が特徴
- 好奇心旺盛である一方狡猾な性格
- 黄金郷のマハトとは旧知の仲
- 豊富な知識と魔力解析の能力をもつ
- マハトとほぼ同格でフリーレンと拮抗する実力をもつ(七崩賢上位クラス)
【葬送のフリーレン】登場キャラクター一覧
(C)葬送のフリーレン 山田鐘人・アベツカサ/小学館※記事中にて使用している画像の著作権および商標、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。