2017年現在、多くの格安SIM会社が業界に参入し、格安SIMも珍しいものではなくなってきました。キャリアと契約して様子見していた方も、そろそろ乗り換えを検討しているころだと思います。
そんな私も最近、auから格安SIMに乗り換えたので、その時の体験から乗り換え先選びで注意した点とその中で見つけたオススメ格安SIMを紹介したいと思います。
現在、ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアと契約している人が、マイネオやUQ モバイル といった格安SIM業者(MVNO)に、乗り換える際の大きな注意点としては、そのMVNOが現在契約しているキャリアと同じ回線を使っているかという点です。
というのも、基本的に格安SIM業者(MVNO)は独自の回線を持っているのではなく、キャリアの回線を借りて商売をしており、その回線は、au回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線の3つがあります。
なので、もし現在auと契約していて格安SIMに乗り換えたいという場合は、au回線を使っているMVNOと契約しなければいけません。
一応、2015年4月以降に販売されたスマホは、SIMロックが解除されているので、頑張ればauのキャリア端末でも、ソフトバンクやドコモの回線を使っているMVNOと契約することも可能ですが
色々めんどくさいので、スマホの扱いにめちゃくちゃ自信あり!というわけでもなく、初めての乗り換えなら、無難に現在契約しているキャリアの回線をつかっている業者と契約した方がいいと思います。
そして現在、格安SIM会社の大部分はドコモ(docomo)回線を使っているので、他キャリアのユーザーにとってはちょっと不便な状態です。
ですが100%というわけでもなく、auやソフトバンクの回線を使っているMVNOも一応存在します。
auの回線を使っているMVNOは、mineo(マイネオ)、UQ モバイル、Fiimo(フィーモ)、IIJmioの4社です。
個人的にはmineoとUQ モバイルが2強で、この2つから自分のスマホの使い方に合った方と契約するというのがオススメです。
mineo(マイネオ)の料金プランは、多くのMVNOの格安SIMプランと同様に、月の上限高速通信容量によって料金が選べるタイプのプランを採用しており、500MB~10GBまでの5段階あります。
(公式サイトより抜粋)
そして、この5段階と、データ通信専用のシングルタイプと、データ通信と音声通話対応のデュアルタイプといった2つの使用タイプがあり、
この2つの組み合わせで月々の契約代金が決定されます。この他にもオプションプランがあるのでそれらも加味する必要があります
一応、500MBや1GBという高速通信容量が少ないタイプのプランも存在するので、動画とかネットサーフィンはあまりしない、データ通信量が少ないユーザーにもおすすめしたい格安SIMです。
加えて、格安SIMのネックである通信速度についても実用に耐える速度が保持できますので、極端に使いづらいようなことはないみたいです。
ある雑誌の調査では48時間中42時間の間、YoutubeのHD動画を快適に見ることができる通信速度である4Mbpsを維持していたということなので、
通信速度についてはMVNOの中で一番安定しており、外で動画とかをよく見るという人にもオススメです。
また、mineo(マイネオ)の特徴として挙げられるのが、「パケットギフト」で家族や友人に余ったパケットをシェアし合えるだけでなく、「フリータンク」や「チップ」といった制度で、ユーザー同士のパケットのシェアが出来るといったような
ユーザー同士でサポートしあう独自の仕組みが充実しているという点です。「マイネ王」というコミュニティでは、mineo(マイネオ)やスマホに関するお役立ち情報やQ&Aが頻繁に投稿されるなど、
公式のサポートではないですが、非公式ながらサポートしてくれる仕組みがあるので、格安SIM初心者でも安心できると思います。
ちなみに、以前はiPhoneとの相性が悪かったのですが、最近では今まで使えなかったiPhoneも使えるようになったので、iPhoneユーザーでも安心して使用できます。
そして、マイネオの公式サイトで動作確認端末の一覧があるので、購入前に必ず、今使っている端末がmineoに対応しているかチェックしましょう。
mineoの他にもオススメなのがUQ モバイルです。深キョンとかがよくテレビで宣伝しているやつです。
こちらは、さきほどのmineoとは少し違い、子会社のKDDI系列の企業で事実上auのサブブランドという感じの会社です。(ちなみにこれのソフトバンク版がY!モバイルです)
他の格安SIMがキャリアから回線を借りて商売しているのに対して、UQ mobileとY!mobileはキャリアの系列として自社で通信回線を持っているのです。
それゆえに平均通信速度も45Mbpsとキャリアの平均である70Mbpsや、Yモバイルには少し及びませんが、格安SIMの中では圧倒的に早い方と言えます。
UQ mobileの強みの1つは、全国に6万か所を超える無料のアクセスポイント(Wì2 300)があるという点です。これによってある程度通信料を抑えることができます。
そして、契約プランはこんな感じです。
(公式サイトより抜粋)
もし月々のデータ使用量が契約した使用量を超えてしまった場合は、200円/100MBか500円/500MBの追加料金を払う必要があります。追加料金は市場の平均で別にめっちゃ高いというわけでもありません。
メールアドレスや申し込み方法などのその他疑問点はここを見ると分かりやすいです。
乗り換えの疑問解決します!|UQ mobile|格安スマホ・格安SIMのUQmobile
UQ mobileは、キャリアの系列だけあって販路が広く、気軽に購入することができ、窓口相談で対応してくれることも多いです。
結論としては、動画とかネットサーフィンなどのデータ通信をあんまりしない方はマイネオで普通にバンバンネットをしたり、
動画みたりしていて回線速度とかが気になる人は、UQ モバイルの方がいいと思います。(ちなみに私はUQ モバイルに乗り換えました。)
追記:格安SIMの仕組みについては、こちらの本が個人的にとても分かりやすかったので、「格安SIMに乗り換えを検討しているけれど、何を見て選べばいいかわからない」という方は是非一度読んでみて下さい。仕組みがある程度分かれば、より自分にあった格安SIMが選べると思います
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