シュタインズ・ゲート0の設定を未プレイの人向けに解説する

ゲーム

 

先日忙しくて見れていなかったシュタインズゲート0のアニメ版を視聴しました。いやーやはりシュタゲはいいですね~。僕は高校生のころ、無印シュタゲ(アニメ)を視聴し、そのままゲーム版もプレイという形でこのシリーズにどっぷりハマったのですが、そのころの感動というかテンションの高鳴りを久々に感じました。

 

学生自体の思い出は社会人になった後にこそ、思い出して懐かしくなるんですよね・・・。ちょうどあの頃はギアス・ハルヒ・らき☆すた・マクロスF・ガンダムOOと深夜アニメの全盛期で、深夜アニメが本当に面白かったです。

 

そして今みたいにAmazon primeやAbemaTVみたいなネット配信やスマホも今みたいに充実していなかったので、金のない学生だった自分は夜中にテレビに張り付いて、次の日に学校で寝るという生活を繰り返していました笑

 

 

シュタインズゲートのあらすじ

 

 

 

 

 

引用元:https://twitter.com/AftamC/status/1046368462208008203

 

 

 

 

 

 

シュタインズゲートゼロは前作から派生した物語

 

 

 

とまあ与太話はさておき、今放送しているシュタインズゲート0はどういう話なのかというと、前作の無印シュタインズ・ゲートの23話の終盤から派生した物語です。

 

アニメ版のシュタインズ・ゲート23話では、過去に戻った岡部がクリスティーナこと牧瀬クリスを間違って刺し殺してしまい、絶望して未来に戻ってきます。

 

アトラクタフィールドの収束により、多くの苦難を乗り越えてやってきたβ世界戦において、その途中で岡部の大きな心の支えであり、実質的なパートナーであった牧瀬クリスに死を避けられないという事実に絶望していたところバイト戦士・天音鈴葉から今の失敗は規定事項だったと告げられ、岡部は未来の岡部倫太郎からのショートムービーを見ます。

 

その中で15年後33歳になった未来の岡部倫太郎から、クリスを救うことは可能である、自分を騙せ、世界を騙せという励ましとヒントを受け、岡部は再び立ち上がるわけです。(このシーンで流れるスカイクラッドの観測者はもうホントテンションが上がります !!)

 

そして、24話でラボメンが誰も死なず、戦争も起きないシュタインズ・ゲート世界線へとたどり着くのです。

 

(ですが、その代償としてに岡部はリーディングシュタイナーの過負荷によりシュタインズ・ゲート世界線から消滅しかかってしまい、それを今度は牧瀬クリスが岡部と同じようにタイムリープやタイムマシンで助けようとする話が劇場版の負荷領域のデジャブです。こちらも文句なしの名作です。)

 

つまり、放送しているシュタインズ・ゲート0は23話でクリスを刺し殺してしまった後、絶望している岡部に未来の岡部からのムービーが送られてこず、クリスの死の回避を岡部が諦めてしまった物語なのです。

 

その結果岡部は鳳凰院凶真を捨て、普通の大学生になり、普通の大学生生活を送っています。

 

ですが、その中で牧瀬クリスの先輩である 比屋定真帆 (ひやじょうまほ)と出会い、彼女の開発した牧瀬クリスの記憶をもとに作られたAIであるアマデウスと出会います。

 

このアマデウスはクリスが死ぬ半年前の記憶をもとに作られており、岡部との出会いの記憶はありませんが、クリスのタイムマシンのノウハウをもっています。

 

シュタインズ・ゲート0は、ルートはいろいろありますが、大筋はこのタイムマシンの開発ノウハウを持つアマデウス(クリスの記憶)を中心に動く物語です。

 

そして、この物語を通じて岡部は再び牧瀬クリスへの執着を取り戻すのです。その結果、確定した事実を改変する事なく観測者を騙すという解決策(シュタインズ・ゲート世界線へのたどり着き方)を思いつくのです。

 

そう、このシュタインズ・ゲート0の岡部こそが無印23話で、牧瀬クリスの救出に失敗し絶望していた岡部に自分を騙せ、世界を騙せとアドバイスした未来の岡部なのです。

 

そういった意味ではこの話は本編の穴埋めみたいな物語だと言えます。あのハッピーエンドにたどり着くまでにこういう悲しい物語があったんだよ的な感じです。

 

 

引用元:https://twitter.com/AftamC/status/1046368462208008203

 

 

ゲーム版シュタインズ・ゲート0

 

シュタインズ・ゲート0はゲームのパッケージを見たら何となく察しが付くと思うのですが、主人公の岡部倫太郎が恋人である牧瀬クリスを救えなかった後の話なので、ラボメンが戦争で死んだり(なぜか重要ポジで一番死にそうなダルは1回も死にません)基本的に暗い雰囲気のゲームです。

 

一応ルート選択によっては牧瀬クリスの生存している世界線に途中で行くこともありますが、最終的にクリスは復活するエンドはありません。

 

アマデウスを通じて、クリスがこの世にいないという喪失感を岡部が痛いほど味わい、牧瀬クリスへの執着を再び取り戻し立ち上がる契機となる物語です。

 

自分は正直悲しい話が苦手なので、シュタインズゲートシリーズは大好きですが、シュタインズゲート0はあんまり好きじゃないです。

 

あとゲーム本編としても世界線がこんがらがりすぎたり、クリス似のかがりの存在がご都合過ぎたり、よくわかんねぇなという点も色々あります。

 

 

 

 

他のシュタインズ・ゲートシリーズ作品一覧

 

STEINS;GATEシリーズは全部で5作品あります。基本的にxbox360とPS3があればプレイできます。

 

・STEINS;GATE(無印)
・STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん
・STEINS;GATE 変移空間のオクテット
・STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム
・STEINS;GATE 0

 

 

まあ単純にラボメンたちがわちゃわちゃとしているのを見たいという人は実質ギャルゲーな「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」がオススメです。

 

 

 

 

「変移空間のオクテット」は無印終了後のトラブルを描いた作品ですが、まあぶっちゃけそんな大した話じゃないです。(重要度低)特徴としてはゲームシステムがレトロっぽいところです。これだけPC版です。そして、「線形拘束のフェノグラム」は本編であまり掘り下げられなかったラボメンの心情を掘り下げた話です。

 

 

 

 

 

僕は無印の次に「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」「線形拘束のフェノグラム」がシュタインズ・ゲート世界の話をより掘り下げており、オススメだと思います。

 

 

終わり

 

シュタインズゲートは自分の青春時代に人気だったコンテンツです。今でもとても大好きです。今回のアニメ版シュタインズ・ゲート0の放送をきっかけでシュタインズ・ゲートシリーズに興味を持ったという人は是非無印のアニメ、そしてゲーム本編や派生作品もプレイしてみてください。5pb作品の唯一の当たりコンテンツなだけあって面白さは本物です。

 

そして、先日「STEINS;GATE ELITE(エリート)」が発売されたので、完走し次第、その感想も書いていきたいと思います~!

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. アニメ好き名無しさん より:

    いくつか気になる部分がありましたのでコメントさせて頂きます。

    ・バイト戦士・天音鈴葉
    → ×天音鈴葉 ○阿万音鈴羽 
    あと、β世界線の鈴羽はバイト戦士ではありません。
    あれはα世界線での「ブラウン管工房でバイトをする鈴羽」に対して岡部がつけたあだ名なので。”β世界線の未来の鈴羽”あたりが妥当な表現かと思います。

    ・クリス
    →上記の表記は「未来の真帆が使用しているコードネーム」
    牧瀬紅莉栖本人を指す場合は「紅莉栖」の表記が望ましいと思われます。

    ・誰も死なず、戦争も起きないシュタインズ・ゲート世界線
    →SG世界線は、「未来が確定していない世界線(正確には確定しているが、タイムマシンが開発されないので誰も知る事はない世界線)」なので、上記の解釈は少し違っています。もっと酷い未来になるかもしれない可能性はあります。

    長々とすみません!
    23話スカイクラッドの部分、私もめちゃくちゃ興奮しました!
    演出が原作を超えた、アニメ版シュタゲ屈指の名シーンだと思います(^^)

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