【神ゲー】ジャッジアイズ死神の遺言(キムタクが如く)をプレイしてみた感想とレビュー

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キムタクが如くはネタゲーではない

 

先日キムタクが如くことジャッジアイズを興味本位で購入し、さっきシナリオクリア&サイドストーリー全クリアしたので、ゲームの宣伝も兼ねてレビューとプレイした感想をまとめていきたいなーと思います。

 

 

 

 

まずこのジャッジアイズことキムタクが如く、結論から行くと神ゲーです。多分今年の和ゲーの中だったら一番面白いです。まあその辺は人それぞれかもしれませんが、少なくとも五本の指には入りますね。自分も最初はブログのネタのつもりで面白半分に購入しましたが、実際プレイしてみるとクオリティが高く非常に満足のいく出来でした。

 

このゲームの評価できる点は、まず普通にストーリーがちゃんとしたサスペンスで面白かったところですね。わざわざゲームにしなくても全12話くらいでドラマにできる出来だったと思います。

 

シナリオの内容としては猟奇的殺人に冤罪云々、その裁判のための仲間と一緒に証人&証拠集めって感じなので、キムタクが昔に主演してたドラマ『眠れる森 A Sleeping Forest』と『HERO』 を足して割る2にしたってのが一番近い感じかなと思います。

 

キムタクが演じる主人公の八神のキャラは、検事ではないですけど弁護士なので一応法曹関係ですし、「HERO」の九十九検事に近いですね。そこに+して虎も素手で倒せるくらいケンカが強い感じです。

 

そして、アクションもいつも通りの龍が如くの格闘アクションですが、キムタクがやってるのがとても新鮮で面白かったですし0や6の時より敵の体力ゲージが見やすくなったり進化していました。そしてアクションととサスペンスストーリーが非常にいい塩梅でした。

 

キムタクがどうのこうのでやらない人本当に勿体ないと思いますね。龍が如くスタジオの作品のクオリティは定評がありますが、今回のキムタクを主役に起用したのは大正解だったでしょう。

 

個人的にはSMAPの解散騒動で、権力に真っ向から歯向かうキャラだったのに現実は事務所の犬だったのが、バレて幻滅しちゃいましたがやはり俳優として華がありました。このゲームプレイをしてからキムタクの印象が元の戻りました。

 

何がそう思わせる要因なのかは分かりませんけど、嵐やスマップの他のメンバーと比べ物にならない主人公感がありますねー。まあ何だかんだ言ってもやはりイケメンスター俳優と言ったところでしょう。90~00年代にドラマで高視聴率叩き出してた頃のキムタクでした。

 

あとジャッジアイズ購入前に読んだファミ通レビューだかの「木村拓哉の圧倒的主人公感」っていうのは、いつもの適当な飛ばしレビューかと思いきや見事に的を射た意見でした。このジャッジアイズはSNSでキムタク云々ばっか言われてますけど普通にゲームとして面白い。個人的には龍が如くシリーズよりこっちの方が好きかもです。

 

他にも脇役の俳優陣も演技がうまくてびっくりしました。主役のキムタクはもちろんのことながら、黒岩(谷原章介)や、綾部(滝藤憲一)などみんなアテレコがうまくて聞いてて違和感なかったのが凄かったです。このシリーズのゲスト俳優って基本的に一人くらいセリフ聞いててうーん・・・ってなる人がいるんですけど今回は全部当たりでした。

 

 

ジャッジアイズのストーリーやシステムの評価

 

まずゲームシステムとしては戦闘やグラフィックは龍が如く6や0に比べて良くなってましたね。ドラゴンエンジンすごいですね。昔よりストレスは減りました。ただそれは相対的な話でGTA5とかMGS5みたいなオープンワールドには及ばないのが残念ですねー。

 

 

 

 

個人的にはそろそろ神室町じゃなくて新宿とかにもうちょい範囲広げて移動も車とかにしてヤクザの抗争も素手じゃなくてGTAみたいなドンパチする方式に変えてほしいな~とは思うもののオープンワールドって開発費とか考えたらもし失敗したら龍が如くスタジオが吹っ飛びますし、難しいところですよね・・・。

 

あと京浜同盟の危険度と致命傷がちょっと面倒くさい…。毎回キムさんがlineしてくるし、キムさんが京浜同盟の黒幕なんじゃないかとすら思えます(笑)。致命傷も治療場所が1か所しかないし、仙薬でも直せないのに京浜同盟の虎牙派の下っ端が出合い頭に致命傷になる拳銃をぶっ放してくるのがうっとおしいです。ただ戦闘には緊張感が出たので個人的には救急キットをコンビニとかで買えたらアリなシステムだと思います。

 

ストーリーもスマホでヒント出してくれたり、快適環境でサクサク進められる仕様になっていましたが、何点だけ分かりにくかった点のがありました。まず1つ目はドローンを使ってKJアートで村瀬を探索するところですが、村瀬がビルの正面ではなく側面に見える窓の奥にいて、分かりづらかったです。その前のKJアートの事務所のメモも机と一体化しててアクティブサーチで見つけるのにめっちゃ時間かかりました。

 

あとchapter4で共礼会の若頭の塩屋を倒した後にシャルルで海藤や東とミーティングしたあと事務所に戻るときに、行き先がテンダーに行き先変わるはずなのにマスターからの電話がかかってこないところですね。連絡来なくて普通に事務所まで行けてしまいました。

 

シャルルで海藤との会話フラグ(本当は多分勝手に喋る)を立てたり、タクシーを使わず徒歩で帰ったら直りましたが、進行不能バグかとビックリしましたね。まあchapter8の九十九から連絡がこないのはマジで進行不能バグだったみたいですが・・・。

 

他にストーリーで少し分かりにくかったのは、ラブホ探しでこれはホテルの看板に〇ボタンを押すとミッション完了で、天下一通りでヤミ金を探すのは、麻雀店「ららぱい」のはいっているビルの3階にある石原ローンに行けば進行します。 8章の初めの松金組長と連絡を取れというのは、ルージュにいる東に会えばokです。

 

あと主人公サイドの味方がFF15に似すぎてて笑いました()。↓の画像は終盤でカチコミ掛けるシーンなんですけど、ホントFF15と同じで丸パクリしたんじゃないかってくらい似ています。シナリオ的に仲間と協力して巨大な敵を打ち倒すという意味では、FF15よりFF15やってたんじゃないかなと思いますね。

 

 

 

 

また難易度もボタンポチポチしているだけで敵を倒せる「EXTRA EASY」から玄人用に「EXTRA HARD」までの5段階が用意されており、DLCに半分チートみたいなアイテムが用意されているので、この手のゲームでの尾行やスニーキングが著しく苦手な人でも全然問題ないと思いました。プレイ時間の目安はシナリオのみなら約30時間、サイドケース&裏ボス全クリまでいくと60~70時間といったところです。

 

あとシナリオでネタバレにならない範囲で気になる点としてはモグラがアドデックに固執してた理由は!?とか若干気になるんですけど、QTEが熱かったのでまぁいいでしょう(笑)。まあシリーズ評価が高い龍が如く0の古田さんが脚本をやっているだけあって面白くまとまっていましたね。

 

正直神室町は何年も前から少し飽き気味でしたけど、ジャッジアイズは舞台は神室町だけなのに、普通に楽しかったのでやっぱ大事なのはストーリーの質ですね。

 

龍が如く5とかもう訳分かりませんでしたし、6も桐生と遥の物語の集大成のはずが、ヤクザの子供妊娠したり、社会的に抹殺されたり、小者がラスボスだったりもうホントすごくガッカリだったので、これからはこの人が龍が如くシリーズの脚本を書いてほしいなあって感じです。

 

作品名 脚本
龍が如く1 横山昌義 馳星周(脚本監修)
龍が如く2 横山昌義 板倉真琴 馳星周(脚本監修)
龍が如く3 横山昌義
龍が如く4 横山昌義
龍が如く5 横山昌義
龍が如く6 横山昌義
龍が如く0 古田剛志
ジャッジアイズ 古田剛志

 

 

誰とは言いませんが、Yさんの脚本はブリーチと一緒で、その場その場だけを切り取ったら黒幕を口に出そうとした瞬間撃ち殺されたり、盛り上がりますがその場のライブ感だけで後のことはなにも考えていないだけなんだと思います。だから龍が如く5では相沢がラスボスになってしまったのでしょう。

 

「なんでここにいるか自分にもよく分かんないんすよ」じゃなくて、プレイしてる俺らが一番意味わかんねぇよって話です。途中が面白ければなんでもいい週刊少年ジャンプ辺りなら、アンケの取れるいいシナリオライターなのかもしませんけど終わりを最初から用意しなければいけないゲーム脚本家には致命的なんじゃないかなと思いますね。

 

評価の高い1と2も、馳星周さんがシナリオ監修してたから面白かったんであって、Y氏がそのまま書いたストーリーをゲームにしてたら、ここまでの長寿シリーズにはならなかったんじゃないかなと0と今回のジャッジアイズをプレイして思ったりしました。

 

 

まとめ

 

今回のキムタクが如くことジャッジアイズですが、いつも通りの格闘アクションに加えて今回は+推理と言った感じで、非常にいい塩梅だったと思います。もうヤクザの抗争もネタ切れですし、桐生ちゃんは6であんなことになってしまったし、サブキャラとして真島や冴島や龍二とかは一応いるものの、名脇役であって桐生に取って代わる圧倒的主人公感があるかといえば微妙ですねー。

 

龍が如くオンラインの主人公も微妙ですし、今回ジャッジアイズをプレイして個人的にはキムタク演じる八神には圧倒的主人公感があり、これなら桐生ちゃんとタメ張れるどころか桐生ちゃんを超えるまであると感じたので、このままキムタク主人公路線でいくのが一番いいんじゃないかなと思いますね~!!

 

今回ジャッジアイズの主人公として、キムタクがゲームに出演してて話題になってますが、龍が如くシリーズには「龍が如く0 誓いの場所」では竹内力、「龍が如く6 命の詩。」ではビートたけしを始めとして名だたる大物俳優たちがヤクザとして出演してるので、今作で龍が如くシリーズにハマった人は是非プレイしてみるといいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

あとジャッジアイズは売上が龍が如く6ほど芳しくありませんが、今回のジャッジアイズも主役にキムタクを起用してなきゃ、それこそもっと売上が落ちて完全に終わってたように思いますね。

 

集大成を謳った龍が如く6があの様でシリーズファンに見限られて、北斗が如くでさらにダメ押し街も神室町使いまわしじゃそりゃ売り上げ伸びるわけないですし、初週15万本はよく頑張った方だと思います。

 

とりあえずジャッジアイズはめちゃくちゃ面白かったですし、シナリオもどうせ海藤→死ぬ、東→死ぬ、杉浦→無実の大久保殺して自分も死ぬ 源田と星野→裏切って死ぬ、さおりさん→裏切るも最後に八神庇って死ぬ、羽村→生野に殺される、生野→黒岩に殺される、黒岩→桜庭に殺される、桜庭→ラスボス、みたいな裏切りの連続のガバガバ脚本なんだろうなと思っていたら、全盛期の月9ドラマみたいな面白さでした。

 

奇をてらったストーリーになれた如くファンがは逆に王道なストーリーに奇をてらわれて、今回が龍が如くシリーズ初めての人にはキムタクというチャッチーな要素があって、ジャッジ アイズは新規と古参のどちらにもオススメな名作だと思いました。

 

とりあえずこの「JUDGE EYES (ジャッジ アイズ) 」と「龍が如く0」で古田脚本は信頼できることはわかったので、ここから次回作ジャッジアイズ2と持ち直していってほしいですね~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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