先日人気ユーチューバーとしてネットで絶大な支持を得ているアバンティーズのメンバー、エイジ(22
正直この事件まで知らなかったのですが、若い日本人のユーチューバーが死亡したということで、自分も最近YOUTUBEに動画アップロードしようと思っていたので、事件の背景とかを色々と調べていました。
そういった中で今回UUUM側の発表に少し疑問を感じたので、その点とこれからのyoutube業界について思うことをつらつらと書いていこうと思います。
エイジさんの死の経緯についての疑問
今回の事件について疑問に思うことは何点かありますが、まずエイジさんは休暇中に海岸で遊んでいて高波にさらわれて死亡したということですが、事故現場がどうみても遊びでいくような海岸ではないということ点です。
現地のサイパンに住んでいる人も今回の事故を受けてこのような発言をしています。
UUUM側は休暇中の事故とコメントしていますが、事故現場はどうみてもバカンスで行くような場所ではないんですよね。むしろ日本でいうなら東尋坊みたいな場所です。こんな危険なところに休暇でわざわざ行くのかって話ですよね。このグループは元から危険な動画を上げていたみたいですし、そういう趣旨の動画を撮りに行っていた可能性が高いと思います。
そして、2点目はエイジさんが事故にあった現場の海岸は浅瀬で、高波にさらわれてしまったといいますが、他にメンバーがいたのに、なんでエイジさんだけが高波の被害にあったのかという点です。
現場にいた他の人たちも被害にあって高波に飲まれて全員まとめて死んでしまったという話なら、あるあるな事故の訳ですが、グループで遊んでいて1人だけ死んだというケースはかなり珍しいです。なぜエイジさんだけが高波にさらわれて死んだのかが非常に不思議な訳です。
個人的な推測としては現場は地元でも危険といわれている場所でそういう動画を撮ったのかというと、おそらく↓のような動画を撮っていたんじゃないかと思うわけです。
以前からこういう砂浜に人を頭から下を全部埋めてみたみたいな感じの動画をすしラーメンさんはアップロードしていたわけですよね・・・。そして、今回のエイジさんの死亡事故の現場に居合わせたすしラーメンさんのコメントが↓
もし本当に高波にさらわれたらどこにいるかなんて普通にパッと分からないはずなのに、すしらーめんさんは「目の前で沈んでいる」と発言しています。仮に言い方に語弊があったとしても、高波にさらわれたなら「目の前で流されている」という表現になると思うわけです。高波にさらわれているのに沈んでいるという表現は個人的に違和感を感じますね。
今回の事故の全容の推察
これらの事実からの個人的な今回の事故の全容(あくまで想像です)の推察は、アバンティーズのメンバーは休暇でサイパンに来ていたが、そこでロケスポットを見つけたのでこれまでと同じような海岸で首から下を埋めてみたという趣旨の動画を取っていたんでしょうね。
身動きの全くとれない状況で水が浸かってきたwww、満ち始めた波・・・(ナレーション)とかいう感じで、これで撮れ高出来たし撮影終わりにして穴から掘りだそうとしたら、元から遊泳禁止の危険なエリアですし思った以上潮を満ちるのが早く、砂浜に出ていた首から上の部分はあっという間に水に沈んでしまった。
動画を撮影していたすしらーめんさんをはじめとするメンバーは、首まで完全に水没してしまったエイジさんを慌てて掘り起こそうとするも、水に浸かった地面を掘り返すのは最初に掘った時よりもかなり手間がかかり、数分かかってしまった。そして、やっと水没した地面に埋まっていたエイジさんを救出して心臓マッサージを行ったものの既に手遅れてで死んでしまった・・・。こんな流れだと思います。
かの有名なDQNの川流れ然り、やはり海や川は本当に怖いものだなとこういう事故のたびに改めて感じます。若い頃が危険なギリギリのラインを攻めていくのがかっこいい、そんな雰囲気が複数人でいると出てきてしまいがちですが、川・海といった水辺は本当に怖いので、体裁やメンツよりも安全を優先しなければいけないと思います。
終わり
もし本当に不運な事故であるならば不謹慎ですしお詫びいたしますが、集めた情報を見る限り、今回の死亡事件は危険なyoutube動画の撮影中の事故という可能性が高いと思います。
もし撮影中の事故であるならば、動画投稿をマネジメントしているUUUMやエイジさんが死亡した現場に居合わせたすしラーメンさんを始めとした人たちの業務上過失致死ということにもつながりかねませんし、誰かの責任問題にもなりかねない事件だと思います。
今のyoutubeが面白い要因はテレビが90年代くらいにやっていた過激な企画をやっているという側面もあると思いますが、テレビ業界でも死亡事故や重大な事故が起きたことで放送倫理委員会などが作られ規制がどんどん作られ、今はつまらなくなってしまいました。
そんな中でスマホやインターネットの普及によって誕生し成長したyoutubeはテレビでできなくなってしまった過激なものが見たいという視聴者の欲求の隙間を埋めるコンテンツだったのでしょう。
ですが、海外でもいろいろと事故が起きていますし、今回に至っては日本で上場企業が関係しているユーチューバーの撮影中に事故が起こったのかもしれないということで、もしそうであるならば、テレビのように規制が掛かるなど何かしらの問題にならないのかなと思いますね。だからこそUUUM側も仕事ではなくあくまで休暇中の事故であることを強調している・・・そんな感じがしてしまいますね。
しかし、だからといってyoutubeは危険だ!Youtuberは全員潰せ!、そういった話に持っていくのは間違っていると思います。これからyoutube・ユーチューバーという新しいコンテンツと職業は魅力的であり、テレビに取って変わっていくことはほぼ間違いないでしょう。
ですが、その中でこれからこういった事故が起こらないように、過激な動画は辞める、しっかりリスクマネジメントしたの元で行うなど何かしらの再発防止策を真剣に検討すべきだと思うというのが自分の心境です。
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