今日は人生で初めて確定申告した話を書いていきたいと思います。
まず私は2016年からブログを運営を始めていたのですが、2017年に入ってブログ運営がようやく軌道に乗り、そこそこの収入が入ってきました。
→ブログを始めて1年たった今のPVとアフィリエイト収益の報告
加えてブログの取り扱っているテーマも仮想通貨と株式なので、一応エアではなくちゃんと資産運用を行っており、その運用益(利益確定した分)ブログでのアフィリエイト収益が併せて、大体700~800万円になったので、さすがに確定申告にしておくか~ということで今回確定申告を行うことにしました。
確定申告とは何か?
世間で確定申告・確定申告と単語だけは聞く機会は多いですが、確定申告って何なの?って人結構いると思います。
確定申告はブロガーや自営業・個人事業主だと避けては通れない存在ですが、サラリーマンだと会社側が勝手にしてくれているのでよくわかっていないという人もいると思います。
一応確定申告とはWIKIによると↓な感じです。
確定申告(かくていしんこく)とは、日本の租税に関する申告手続を言い、日本においては次の諸点を指す。
個人が、その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や寄付、扶養家族状況などから所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること
法人が、原則として定款に定められた事業年度を課税期間としてその期間内の所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき法人税額を確定すること
消費税の課税事業者である個人又は法人が、課税期間内における消費税額を計算した申告書を税務署へ提出し、その納税額を確定することなお、労働保険の年度更新で、前年度の保険料の申告も確定申告と呼ばれるが、ここでは割愛する。以下主に、個人の所得税に対する確定申告について記述する。
ようするに確定申告とは、個人事業主みたいな会社を通して働いていない自営業の人間が、年間でいくら儲けていくら年金を納めなければいけないのかを、翌年の2~3月の間に税務署に書類にして報告するイベントです。
つまり、2017年に儲けた所得に対する税金は2018の2~3月の間に確定申告し、所得税は3月中に住民税は5月辺りに納付しなければいけません。
そして所得の区分としてはブログなどで得た収入は雑所得という税区分になります。
株式投資の場合は分離課税と言って他の所得とは合算しない計算方式なのですが、仮想通貨の場合は雑所得扱いとなります。
→仮想通貨・ビットコインで出た利益の税金(確定申告)はどうなる?国税庁がついに解答!
ブロガーは確定申告しなくてもバレない?
特にブロガーとかだとインターネットで商売しているということもあって、ちょっとくらい儲けていても黙っていてらバレないんじゃないかと考える人がいると思います。
ぶっちゃけ僕もそう思います。だけどバレます。
ネットで見た無申告(脱税)がバレた場合の話はある日突然税務職員がやってきて過去数年分の申告していなかった分の税金に50%くらいの追徴課税がされるみたいです。
なので私は今回正直に確定申告しようと思いました。
確定申告までの流れ
とりあえず私は今まで確定申告とか税金関係にまったく縁がなかったので右も左も分からずとりあえず税理士さんに相談することにしました。
税理士のコネもなかったのでネットで適当に調べていたら『税理士探しの強い味方 税理士紹介エージェント』というところが目に付いたのでとりあえずここで相談して、自分の収入や収入形態・顧問料として払える予算を税理士紹介エージェントの担当の方に報告し、条件にあう人を紹介をお願いしました。
電話をかけると向こうの担当の人が出てくれて条件にあう税理士をその日のうちに探してくれて、すぐ面会の予定を立ててくれした。
対応がすごく早かったので個人的にはとても好感が持てましたね。
そして、紹介してもらった税理士さんと税理士事務所で面会し、レシートと所得を提出し、確定申告書類を作る運びとなりました。
その際に青色申告したらどれくらい安くなるかや、経費として計上できるものを探したり、これから一人で確定申告する上でのアドバイスなどをくれたので非常に有意義な時間になりました。
税務署に提出する確定申告書類は、所得と経費などの数字を書くだけで証拠のレシートとかは要りません。
ただ税務署に突っ込まれたときに証明できるように経費や所得の証拠(ブロガーだとGoogleやASPの支払い履歴などをスクショ)をしっかりまとめて提出できるように確定申告前にまとめて概算ではなく、ちゃんとした額を計算しないといけないみたいです。
その結果、2017年の私の支払う税金は所得税が80万円程度、住民税が70万円で合計150万円程度となりました。
そして、税務署に税理士さんが作成してくれた申告書類を提出したら、税務署から振り込み書類が送られてくるので、それを郵便局で支払って納税完了ということらしいです。
納税の期限は3月中旬(今年は3月14日)となっており、これに遅れると延滞料として少し多めに納税しなければいけなくなるそうなので注意しましょう。
終わり
今回確定申告して思ったのは、私のようなインターネットで商売しているブロガーみたいな物書きは経費にできるものが本当に少ないなーということです。
ブロガーは始めるときに必要なものがドメインとサーバーくらいなのでローコストで始められるので、上手くいかなかったとしても傷は少なく、成功したら利益率が良い美味しい仕事なのですが、確定申告になると利益率が良すぎて払う税金が多くてホントバカみたいだなーと思いました。
経費も今年こんなに儲かって真剣に確定申告するなんて夢にも思っていなかったので、9月まで領収書とか全く保管していなかったので経費が本当に少なかったです。
領収書が少なかった分計算は楽でしたが、来年からはちゃんとブログを書くために入った喫茶店のコーヒーのレシートとかもちゃんと保管して月ごとに発生した経費をまとめておこうと思います。
加えてブログや仮想通貨の収入は雑所得という税区分で、雑所得は控除がほとんどないですし、ホントつらいです。
仮想通貨も早く雑所得ではなく、株式やFXのように分離課税になってくれることを願うばかりですね。
また税理士さんから教えてもらったのですが、医療費控除など税金を少なくするコツがいくつかあるのでそういったのを意識しつつ、できるだけ支払う税金を少なくしていきたいですね。
健康保険組合から送られてくる利用明細書を見ずに捨ててる人は必ず確認しよう。歯医者や病院、ドラックストアで払った医療費自己負担の年間合計額(扶養含み)10万円以上分は医療費控除の対象になる。利用明細を添付して確定申告して金を取り戻そう。申請しないと返してくれねえぞ?
— kai (@25_8_) 2018年2月20日
特に仮想通貨は証券会社のように特定口座とかで勝手に税金を計算して天引きしてくれるとかいうこともないので自分で取引履歴をダウンロードし、エクセルとかでまとめて平均取得単価を計算して、取得額と売却額の差から利益を計算する必要がありますので結構めいどくさいです。
→超便利な仮想通貨税金計算ツールtax@cryptactの使い方
個人的に役に立たない教養よりも確定申告みたいな私たちの生活に直結するカネのことを中学とか高校で教えるべきだと思うんですよね。
本当に社会で生きる力を中高生へ身につけさせたいならば、学校で週に1時間でも「確定申告」「源泉徴収」「年末調整」「控除」「扶養」などといった実用的な事項を学べる授業があるべきだと思います。現状では社会へ出た瞬間にこれらの制度が突然登場するので、場合によっては大混乱せざるをえません。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) 2018年2月19日
まあそれはともかく人生で初めて確定申告した流れと反省点はこんな感じです。同じような境遇の方が見て参考になれば幸いです。
では~
コメント
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